筋トレ後の筋肉痛が起こるまでタイムラグがある理由
筋トレをして、ある一定以上の負荷を
筋肉にかけると、筋肉を構成している筋線維に
細かい傷ができ、炎症が起こります。
すると免疫機能が働き、白血球などがその場に
集まってきて炎症を抑えようとするのですが、
そのときにヒスタミンやセロトニンといった刺激物質が発生します。
これが筋肉痛の原因になるのではないかと考えられています。
筋線維は筋膜の中に何本も集まっていて、
それで筋肉ができています。
また、筋膜の中には毛細血管も通っています。
普段からよく使う筋肉は、
毛細血管も発達しているのですが、
あまり使わない筋肉には毛細血管が行き渡っていません。
そのため、免疫機能が働いてから
刺激物質が発生されるまで、
どうしても時間がかかってしまいます。
これが、筋トレをしたあと、その日ではなく
翌日や翌々日になってから筋肉痛になるという
タイムラグが起こる理由ではないかと考えられています。